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着物男子をする上であると便利な小物たち。

2020/05/20

【この記事は約 10 分で読めます】

最初から用意するようなものではないんだけれど、
ある程度着物を着ているうちに「こういうのがあったら便利だなぁ」
と思っていたら既にあった! というものがいくつかありまして。
今回はそういったものの特集です。

こういうものをうまく活用すると、着物男子度が僅かながら上がります。
着慣れてきたら順次入手していきましょう。

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衿止め

小さなクリップですが地味に便利

綺麗な着姿のためには半衿が綺麗に出ていることが大切ですが、
どうしても左右不均等になったり、うまく出てくれなかったりということがあります。
襦袢が小さめだったりすると、特にね。

そんな時! この衿止めクリップを襦袢の半衿部分(縫い目のところ)に刺して、
がっちりと襦袢の合わせ目を固定してしまうのです。
すると、襦袢の合わせ具合に関係なく衿元はベストな角度をキープできるので
半衿がバッチリ決まるというわけです。

縫い目に刺して使うので外からは全く見えず自然。本当におすすめ

衣紋掛け(着物ハンガー)

着る時に使うものではなく着た後に使うものですが、1つは持っておきましょう。
洋服用のハンガー(特に細いもの)に着物を掛けると、肩のところに跡が付いてしまいます

袖を伸ばした状態で広げて湿気などを逃がす為にも、着物用のハンガーがいいですよ。
帯なども一緒に掛けられるようになっています。
長いハンガーは場所を取りそうに思えますが、そこは大丈夫。
使わないときは縮むんです。便利~。

匂い袋

着物は重ね着が多いので、夏以外の季節でもちょっと動くと暑かったりします。

汗をかいてしまうこともあるでしょうが、それを放置すると臭くなって
折角の着物姿も台無しになってしまいますのでご注意!
洗える着物はこまめに洗いましょう。ベタベタする感じがしたらもうヤバイです。

……えーと、匂い袋です。
臭いのを香りでごまかすのではありませんが(清潔が大事!)
通りすがりにふわっといい匂いがしたら、着物姿に対する印象が更に上がりますよね。
そういう意味でも、周りに差を付けるのに大変有効なアイテムです。

袖に入れる以外にも、着物の箪笥の中に一緒に入れておくことで
香りを移す使い方もあります。防虫対策にもなって一石二鳥ですね。

袖に入れて使うときは、そのまま洗濯機に入れないように気をつけましょう(経験有)

手ぬぐい

お手軽ながらも着物姿に個性をプラスできるアイテム、それが手ぬぐいです。

探せば探すほどいろんな色柄があります。

祭用品店では膨大な量の生地の中から選んで「切り売り」してくれるところもあるので
そういうところで探すと、自分だけのものがあるかも知れません。

ハンカチの代わりにもなりますし、小さなものをまとめておくのにも多用途に使えます。
スーパースリム体型の人は、お腹のところに手ぬぐいを入れておくだけでも
見た目がちょっと頼もしくなります。

ちなみに切り売りのお店で2メートルちょっとの布地を買えば六尺褌にもできます。

風呂敷

何かお土産をもらったときに、懐からさっと風呂敷が出せる、そんな着物男子は間違いなくモテます

かしまさはまだそのレベルに達していません。
しかしながら物を包む以外にも、いろんな使い方ができる風呂敷。
邪魔になるものでもありませんので、懐や袖に入れておいて損はしなそうです。

持ち込みの飲み会にお酒を持って行くにしても、
風呂敷に包んで持って行くとポイント高いですよ。

かしまさが女子だったら、そんな男子にはキュンキュンしちゃいますよ。
というか、女子じゃなくてもキュンキュンしちゃいます……あれ??

……と、いうわけで。
着物男子に必要な物のほとんど全部を紹介してきました。
形から入りたい人はまず全部買っちゃうのもありかもしれません。
ネット通販なら着物屋さんで買うよりもずーっと安いですし。

最後に1つだけ、「買わない方がいい」ものについてお伝えします。

これまでの記事を読んでいる人なら予想はつくかと思いますが、ワンタッチ帯、これだけはダメです。

帯の結び目が作ってあって巻き付けるのにはマジックテープを使うようなやつね。
それじゃ、帯を結んでいる意味がない……。

最初は難しく見えますが、一度できればすぐにできるようになりますから、
帯はちゃんと自分で結んだ方がいいです、絶対。

それにワンタッチ帯はだいたいが「貝の口」という結び方になっていますが、
袴を履くときの帯結びはこの「貝の口」ではないので、結局普通の角帯が必要になるんです。
だったら、最初から角帯買っときましょう。

あと、袴履かない時の帯結びは「貝の口」よりも「片ばさみ」の方が楽です。
…と言うことを言っているからには、早急に帯結びの解説も記事にしたいところ(汗
文字ではなかなか説明しにくいですので、YouTube動画で解説するつもりです。

というか、動画自体はもう撮ったんですよね。鋭意編集中。
今まで動画の編集なんてしたことないから時間かかりそうw
でもがんばります。

それでは皆様、よい着物生活を!
かしまさでした。